遊透航路 yusuke kouro

2010/10/09

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こちらは、ウズベキスタン到着後はじめて食べた食事。
英語の通じないレストランにて、メニューをまじえて身振り手振りで注文。

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朝夕晩、どんな献立であってもかかせないのが、ナン。ナンといってもインドのナンとはまったく違い、食感、味はフランスパンのような感じ。リング上なのが特徴。

食堂のメニューには必ずといっていいほど、10種類以上のサラダ、おなじく10種類以上のスープが、めくってまず目につく。ナン、サラダ、スープ、この組み合わせが基本スタイルのようだ。

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羊の肉にはクミンなどスパイスがきいていた。
緑のパセリのようなものも、よく食事に使われていた。


市場にはあらゆる種類、まさに無数のスパイスが並ぶ。
人々はそれらを買いそろえ、駆使して、伝統の味を守っている。ものすごい知識、複雑な技術が必要なものだと思った。


それから感じたこと。スパイスなくとも、料理を作れなくない。食材と塩さえあれば(極端な話、食材さえあれば)調理は可能だ。にもかかわらず、スパイスという付加価値をつける。それも各家庭が無数の種類買いそろえている。

豊かなんだなと思った。食を楽しむ余裕を感じた。公益の中心、シルクロードだった場所にいるんだと思った。

ちなみに、サラダというものも余裕がないと生まれない食文化だと思う。例えばモンゴルと比較するとよく分かる。
(08:30)
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